就職活動において面接は避けて通れません。しかし、この面接で合否が決まると考えると緊張してしまう人も多いと思います。
そこで、現役就活生の私が見つけた「面接で緊張しない方法」をご紹介します。
元々は極度に緊張する性格でした。
私はついこの間まで、大事なときになると極度に緊張する性格でした。
はじめに極度に緊張したのが、高校入試の面接の時です。高校入試は試験のほかに、面接があったのですが、そのときも面接開始3分くらいで視界がグラグラに揺れて平衡感覚を失い、フラフラの状態で返答を行っていました。
そして、大学入試の時も面接があったのですが、こちらも同様に視界がグラグラになり、平衡感覚を失いフラフラになりました。
しかし、高校入試と大学入試の面接は10分程度なので、なんとか凌げました。(目が泳いでいたかもしれませんが、一般的な高校入試と大学入試の面接はよっぽどのことがない限り大丈夫と言われています)
しかし、就職活動の面接は甘くありません。
1つの企業に何人も応募して、その中で誰を雇うのかを企業が決めるので、フラフラ状態で挑んで乗り越えるのは難しいでしょう。
そこで、私は面接で緊張しない方法を生み出すことを決意します。
ネットでも緊張しない方法がいくつか乗っていますが、あんなもの使えません。私も試しましたが、対して効果ないです。
緊張しない方法を見つけたきっかけ
緊張しない方法を見つけたのは『ヒカルの碁』と『遊☆戯☆王』がきっかけです。
まず、はじめに『ヒカルの碁』で私が好きなエピソードをご紹介します。
ヒカルの碁の伊角さんというキャラクターにまつわるエピソードです。伊角さんは実力があるのにも関わらず、小さなミスから動揺し、プロ試験に落ちてしまいます。囲碁というミスが許されない世界において、伊角さんのメンタルの弱さは致命的でした。そんな伊角さんは自分の実力をあげるために中国に行き、囲碁のレベルアップを図るのですが、メンタルの弱さを露呈し、負けてしまいます。
そんな時にヤンハイという中国の棋士が感情のコントロールの仕方について
『元々の性格に関係ない 取得できる技術さ こんなもん』
と伊角さんに語ります。そして、伊角さんは見事に感情のコントロールができるようになり、翌年にプロ試験に合格します。
こちらのエピソードのように、私も『緊張はコントロールできる技術』だと思います。
むしろ、『俺は元々緊張しないから!』という人は仮に緊張してしまうと、建て直すのが難しく脆さが出てしまうでしょう。反対に緊張をコントロールする術を取得している人は、これからどんな場面がきても冷静に対象できると思います。
それでは、具体的に緊張しない方法を『遊☆戯☆王』に交えて説明します。
緊張しない方法
『遊☆戯☆王』をやったことがありますか?
遊☆戯☆王というのは日本のカードゲームです。ルールもかなり複雑で、様々な順番が決まっています。
『遊☆戯☆王』には【ターン】と呼ばれる各プレーヤーが行動をおこす事のできる順番が決められています。
そして、ターン中におこす手順は決まっています。
①ドローフェイズ
②スタンバイフェイズ
③メインフェイズ1
④バトルフェイズ
⑤メインフェイズ2
⑥エンドフェイズ
という順番にゲームが進んでいきます。
しかし、遊☆戯☆王カードの中には【バトルフェイズをスキップする】という効果のカードがあります。
この場合
①ドローフェイズ
②スタンバイフェイズ
③メインフェイズ1
(④バトルフェイズだが、スキップなのでなし)
④メインフェイズ2
⑤エンドフェイズ
となります。バトルフェイズ自体がなくなってしまうのです。
これを見たときに『面接でも生かせるんじゃね?』とひらめきました。
では、実際にこれを面接に当てはめてみましょう。
面接のステップ
①失敗したくない
②練習
③緊張
④面接
ここで、緊張というステップの存在を完全に消すことを考えます。
『そもそも緊張というステップは存在しなくて、練習→面接』
と思考を変えていきます。つまり、緊張という概念ごと消すのです。
①失敗したくない
②練習
(③緊張という概念を消す)
③面接
これによって緊張はなくなりました。
『緊張』があるから緊張するので、練習→面接とひたすら脳に刻みます。
私はこれでとても変わりました。本当に別人のように変わりました。
実はアメリカの総合格闘技のトップチームでも同じような考え方がされていると何かの動画で見ました。アメリカというスポーツ科学が発達している国の格闘家はどのようなメンタルトレーニングを踏んでいるのか、気になったいたのですが、
『そもそも緊張するやつはこのチームにいないよ!』
的なことを言ってました。
結論
緊張という概念は存在しない