終活のやり方
終活とは自分らしい人生の最後を迎えるための準備をすることです。
終活をすることによって、自身の死後に残された人に迷惑がかからないので、自分の老後の人生を不安なく送ることができます。
終活は早くはじめた方が良い
まだ終活をはじめる必要がないと思っている方はできるだけ早く終活をはじめましょう。
近年では認知症などが増えてきているので、このような症状が出る前に意思表示や終活の準備をする必要があります。
終活の手段
終活の主な手段をまとめてみました。終活はやることが非常に多いです。
簡単にはじめれる終活準備まとめ
・エンディングノート
・生前整理
エンディングノート
終活の準備をする際に、最初に準備をするのがエンディングノートです。エンディングノートとは、資産のことや希望の葬儀について記したノートです。
遺族はこのノートを参考にして、葬儀の準備などを行うことができるので、負担を軽減させることができます。ただし、法的な拘束力がないので、注意しましょう。
生前整理
生前整理は生きている間に、自分の持ち物や社会的な関係の整理をしておくことです。
遺品がたくさん残っていると残された者にとって遺品整理が大変なので、少しでも生前に整理しておくことをおすすめします。
また、ペットを飼っている方は、ペットのことについても考えておきましょう。自分の死後、ペットは遺族や知り合いに引き取って貰ったり、里親を探してくれるNPO法人に預けるなどの手段があります。
葬儀に関する準備まとめ
・葬儀
・生前葬
・埋葬方法
葬儀
自分の葬儀の準備を事前にしておくことで、残された側の負担軽減になります。
生前葬
生前に葬儀を行うことを生前葬といいます。生きている間に友人や家族と別れを告げることができます。
埋葬方法
自分の遺骨をどのような手段で埋葬するかを決めておきましょう。
これまで日本ではお墓に埋葬するのが一般的でしたが、残された側のお墓参りやお墓を守ることへの負担やお墓にお参りしてくれる子孫がいないため、海に散骨したりする方が増えています。
遺骨の散骨などを承っているサービスもあります。
現在は少子化が進んでいるので、お墓を守っていくのが困難になってきています。
財産・情報に関する準備まとめ
・遺産相続
・デジタル終活
遺産相続
死後に残された人が最も揉める可能性があるのが遺産相続です。遺産相続問題によって家族がバラバラになったり、裁判に発展するケースは多いです。
このような事態を避けるために遺産相続の分配などをしっかりと残しておく必要があります。遺産相続については専門的な知識のもと、遺言に残さないと無効になってしまうことがあるので注意しましょう。
デジタル終活
インターネットが発展している現代において、他人に見られたくないものは私物だけではありません。携帯端末のデータやインターネット上のデータを他人に見られたくない人も多いです。
そのため、インターネットサイトの閉鎖やパソコンや携帯端末の破棄を行うことをデジタル終活と言います。
今からでも始められる終活
・エンディングノートを作成しよう
・遺影写真を撮影しよう
・お墓の準備をしよう
・遺産相続について
エンディングノートを作成しよう
先ほどもご紹介した通り、エンディングノートが最も手軽にはじめることができる終活です。
はじめにエンディングノートを作成して、葬儀などでご自身の希望が遺族に伝わるようにしましょう。
遺影写真を撮影しよう
遺影写真は葬儀の時に祭壇に飾られる写真です。遺産はその後も受け継がれていくものなので、満足のいく写真を撮影しましょう。
最近では遺影写真に趣味を演出するのが人気です。例えば、趣味が生け花の方は遺影写真で自分が創作した生け花と一緒に撮影することができます。
このように趣味を演出する写真撮影を行っているフォトスタジオもあるので参考にしてください。
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お墓の準備をしよう
散骨を考えている方はお墓の準備は不要ですが、お墓に埋葬して貰おうと考えている方はお墓の準備をしましょう。
現在は様々な種類のお墓があるので、自身の希望に合ったお墓を探しましょう。
遺産相続について
残された家族がバラバラになってしまう可能性がある遺産相続についてはしっかりと準備をしておきましょう。
遺産相続に関してはネットで様々な方法が書いてありますが、当サイトの考え方としては専門家に相談するのが無難だと思います。
専門家に相談せずにネットの情報のみで遺産相続の意思表示をしても、何かの間違いによって無効になってしまったら意味がありません。
確実に遺産相続の意思表示を反映させるには専門家に依頼するべきです。
まとめ
終活というのはやることがとても多いので、1人で完璧に終活を行おうとするのは難しいです。そのため、できることからコツコツ取り組む必要があります。
今は、たくさんの終活に関する業者があるので、これらのサービスを活用することも重要です。
また、終活は年を取れば取るほど大変なので、体が元気な間に取り組みましょう。