はじめに

今回はなぜ宅建を受けるのかを書いていきたいと思います。
宅建とは、不動産取引の専門家(宅建士)を示す資格です。 宅建というのは省略されていて、正式名は宅地建物取引士という国家資格です。もう一度言います。国家資格です!
不動産業・建設・ハウスメーカー・金融業で働くには宅建の資格があるとかなり有利です。これらの業界では宅建の知識は役に立ちますが、意外にも宅建資格を持っている人は多くありません。不動産業界では、入社後に宅建試験を進められることもあるようです。そのため、宅建資格を持っている人は重宝されるのです。
実を言うと私の知っている人に3人ほど宅建の資格を持っている人がいるのですが、全員が口を揃えて取ったほうがいいと言っています。
なぜ宅建資格を持っていると重宝されるのか?
宅建資格を持っていると具体的に何ができるのか?
実は不動産仲介業者は法律によって宅建主任者を5名に1名の割合で配置することが義務付けられています。そのことから宅建資格は重宝されるのです。また、宅建資格を持っていないとできない業務などもあるので、会社にとって宅建資格をもっいる人はとても重要な存在になりやすいです。
不動産関係に入社すると、ほぼ間違いなく宅建の受験を勧められます。そのため、宅建試験の合格率がとても低くなる背景があるようです。しかし、会社に勤めながら宅建の資格を取るのは難しいです。日々の仕事の後や休日に時間を削って勉強しなければならないからです。しかも、宅建はほぼ暗記のような内容になっているので、大変です。
学生のうちに宅建を取ったほうがいい
宅建は学生のうちに取るのがベストだと思います。学生は社会人よりは時間を作りやすく、また、宅建資格は就活でも優位に働くため、メリットしかありません。
宅建資格は転職にも有利
転職を考えている人は少しずつ時間を作って宅建資格を取得し、転職をするのも1つの方法だと思います。社会人になって時間を作り勉強をするのはかなり大変だと思いますが、それぐらい価値のある国家資格です。
宅建は問題形式がシンプルだけど…

宅建は問題形式が四肢一択の50問と超シンプルです。しかし、合格率はとても低くなっています。そして、宅建試験は7割正解が合格の目安とされています。四肢一択で7割なら簡単じゃない?と一見思いますが、この問題形式でここまで合格率が低くなるのは問題に引っかけ要素が多いのと、覚えることが大量にあるからです。
前回の記事で宅建の教科書を紹介しましたが、あれだけでも結構なボリュームですよね。しかし、レビューなどを見てみるとあの本はあくまで基本的な事項をまとめたものであって参考書はあれだけでは足りないという意見もありました。私も宅建の教科書とは別で問題集を見てみましたが、凄く難しいです。とにかく難しい。宅建の教科書を完全にインプットした状態でも実際の問題を解くのは厳しいと思います。早めに問題集にも取り組んで免疫をつける必要があると感じました。
宅建試験は形式はシンプルだけど問題はとても難しいです。
挑戦することが大事
私は今年宅建の試験に挑戦しようと思っています。何も考えずにだらだら過ごして、知り合いと飲み会に行ったり、ショッピングして時間とお金を浪費するよりも、宅建試験などの目標に向かって努力をするほうが意義があると思っているからです。
また、宅建試験は転職や就職に優位に働くため、「人生の保険」になると思っています。
人間には2つのタイプがいると私は思っていて、「追い込まれて力を発揮する人」と「保険があった方が力を存分に発揮できる人」がいると考えています。
私はとても小心者なので、「保険があった方が力を存分に発揮できる」タイプの人間です。なので、「人生の保険」になると思い、宅建試験の受験を決めました。
『世界には勉強する環境がない子供たちがいるんだから勉強しなさい!』とか『世界には食べ物がなくて食べられない子供たちがいるから残さず食べなさい!』という言葉は私はあまり好きではありません。誰かにやらされる勉強とか、誰かのためとか、誰かの分までとかではなく、自分のために勉強します。
